本の買い方

電子書籍での「新刊」は発売からどれくらい経った作品?

キャンペーンやクーポンを使う際に注意したいのが「新刊」。電子書籍では、新刊は発売からどれくらい経った作品なのかを検証します。

公開日: 2025.1.17

多くの電子書籍サイトは「発売から1ヶ月以内」

ネットでは「発売日から3ヶ月半(105日)以内 = 新刊」という見方もあるようですが、最近の大手電子書籍サイトでは、「発売から1ヶ月以内、もしくは当月発売作品」とするケースが多くなっています。

例えば、Amazon Kindleの新刊コーナーは「予約受付中および30日以内に発売されたタイトル1」という縛りになっているようですし、ebookjapanの新刊コーナーも基本的には当月に発売された作品を「新刊」という括りにしています。

また、クーポン詳細ページに記載の「新刊を除く」という条件でも、直近一ヶ月の作品のことを新刊とするケースが多くあります。

【クーポン対象商品】 全フロア対象 ※新刊を除く 【クーポンご利用時の注意事項】 ・12月18日以降に配信を開始した新刊はクーポンの対象外となります。

15%OFFタイムセール開催中! | SONY Reader Store

上記のクーポンは2025年1月17日に配布されたSONY Reader Storeのクーポンですが、明確に「12月18日以降に配信を開始した新刊」としています。12月18日は2025年1月17日のちょうど一ヶ月前にあたります。

電子書籍では「キャンペーンやクーポン利用時」に新刊を注意

書店では新刊というのは「新しい」という意味で店頭で目玉になる作品です。しかし、ネット上で販売される電子書籍はいくらでも紹介できる方法・経路があるため、新刊という括りが店舗ほど重要ではないケースがあります。

電子書籍を買う上で「新刊」を意識したいのがキャンペーンやクーポンを利用時です。

大手電子書籍サイトでは、クーポンやポイント還元キャンペーンを頻繁に開催していますが、多くが「新刊を除く」という条件が付いています。

この場合の新刊の定義はキャンペーンごとに詳細に規定されていることがほとんどですので、キャンペーンページやクーポンページで、いつまでの作品が対象になるかをチェックしましょう。

一方で、紀伊國屋Webストアの「Kinoppyポイント30倍還元キャンペーン」などの一部のキャンペーンは、新刊に限らず「全ての作品の還元率がアップする」というものがあります。これらのキャンペーンは新刊ですら実質値下げ価格で買えるお得なキャンペーンなので、こういうキャンペーンをうまく利用すると、新刊でも安く買うことができます。

Footnotes

  1. 注目の新刊 | Amazon Kindle