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Kindle端末の世代ごとのスペックアップ世代まとめ

同じシリーズでも世代ごとでスペックがかなり違うKindle端末。どのシリーズがどのタイミングで、どんなスペックアップを果たしたのか、今から新品・中古で買うならどの世代が狙いなのかをまとめました。

更新日: 2025.1.15公開日: 2024.6.13

Kindle(無印)

ここ数年で圧倒的なスペックアップを遂げているのがKindle(無印)。

元々エントリーモデルとして、

  1. 解像度が低い
  2. フロントライトがない

など制限があることが多いため価格が安いシリーズでしたが、2019年に念願のフロントライトが搭載されると、2022年の第11世代では、画面密度が300ppiに大幅アップグレード。これは第7〜10世代までのKindle Paperwhiteと同等です。

その分、価格もアップしてしまっていますが、これからKindle(無印)を買うなら、最新の第11世代か、中古でなら第10世代を狙うと良いでしょう。

世代スペックアップ内容
Kindle 第11世代 (2022)Paperwhite化(300ppi)
Kindle 第10世代 (2019)フロントライト搭載

Kindle Paperwhite

Kindle端末の中でも王様として君臨してきたKindle Paperwhite。2015年の第7世代で「ほぼ完成形」に到達してしまい、長らくアップデートがされないシリーズでしたが、第11世代でまさかの画面サイズ大型化が実施され大幅進化。その後、2024年の第11世代では画面が7インチへとさらに大型化されています。

画面密度は300ppiのままで画面サイズが6.8インチ、7インチとなったため、それまでKindle端末の中で「大画面シリーズ」として存在したKindle Oasisと画面スペックは同じになっています。

そうした点を考慮すると、Kindle Paperwhiteをこれから買うなら間違いなく「 第12世代」がベスト。中古でちょっと値段が安くなるなら第11世代も視野に入ります。

世代スペックアップ内容
Kindle Paperwhite 第12世代 (2024)画面サイズアップ 6.8インチ -> 7インチ
ページめくりが25%高速化
Kindle Paperwhite 第11世代 (2021)画面サイズアップ 6インチ -> 6.8インチ
色調調節ライト追加
Kindle Paperwhite 第7世代 (2015)画面密度アップ 212ppi -> 300ppi

Kindle Oasis

Kindle端末で「物理送りボタン + 防水 + 大画面」という他とは違う存在感があるのがKindle Oasis。

実は初代モデルであるKindle Oasis 第8世代 (2016)は、画面サイズが6インチで他のモデルと同等サイズでした。

その後、2017年の第9世代 で現在の形となる7インチディスプレイになり、現行世代でもある第10世代 になると画面色温度調整機能が追加され、ほぼ完成形となります。

Kindle Oasisは2019年モデルがいまだに現行モデルとなっているため、そろそろアップグレードモデルが期待されます。

世代スペックアップ内容
Kindle Oasis 第10世代 (2019)画面色温度調整機能・搭載
Kindle Oasis 第9世代 (2017)画面サイズアップ 6インチ -> 7インチ

Kindle Scribe

Kindle Scribeは現行モデルが第一世代ですが、2022モデルと2024モデルの2種類があります。

2024年モデルでは新機能「Active Canvas」が追加されており、電子書籍の中に直接メモを書き込めるようになっています。

世代スペックアップ内容
Kindle Scribe 第1世代 (2024)Active Canvas追加